ふかふか団地ブログ

文芸サークル『ふかふか団地』についてのお知らせや、メンバーの日記を公開していきます。

2018年11月25日(日)第二十七回文学フリマ東京に参加予定。
ふかふか団地の既刊小説誌を売っています

乱脈な寄稿~趣味との付き合い方編~

はじめまして。乱脈な奇行です。

本来であれば、ポケモンで成果を出して記事をあげる予定でしたが、もうなんか限界(切実)なので普通に記事を書きます。

とりあえず最近思っていることについて。熱い自分語りになってしまいますが、他に何も考えずに生きてきたので許して。多少は読めるように書きます。

 

いよいよ社会人になって3年目になってしまいました。

3つ下の世代が会社にバイトで入ってきたりして、もはや新人とは言えない立場になってきおりました。まじかよって感じですよね。責任感という言葉に付きまとわれたくない性根を改めて叩き直さないといかんね~と思う場面も増えてきましたね。

 

まあ、そ れ は そ れ と し て

 

最近、改めて「時間の使い方」についてよく考えています。

 

某氏に指摘された通り、私は「時間の使い方が下手」である自負があります。

しかし、「だからなんやねん!」という気持ちであったのも事実です。

私は物事の価値を決めるのは自分自身である!という思いが強くあって、特に他人が決めた相対的価値に興味があまりなかったのです。

別に、夜明けまで酒を飲んで、昼に起きてだらだらすることに価値があるとは思ったことはありませんけど、まあ、自分の「体」が決めてそうしているわけですから。

そんなわけで、最初はネタとして受け取ってたんですけど、日々意識せざるを得ない状況が起きるため、ちょっと真面目に考えてみることにしました。

 

「時間」って解釈にはいろいろあると思うんですけど、物理的な「時間経過」という意味合いでも相当な価値があるみたいです。

世界中で大人気! 来週7月13日に最新エキスパンション「基本セット2019」が発売されるカードゲーム、マジック・ザ・ギャザリングでも同様です。”1ターン”効果が発動できるタイミングが早いだけでカードの値段が8000倍も違うわけですから。(以下の画像を参照)

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バイトとか仕事とかもそうですけど、自分の時間を対価としてお金を得ていると考えることもできますよね。仕事を時間との等価交換と考えるくらいに、ドライに勤労している人間がどれほどいるのか不明ですが。

 

「時は金なり」とは言いますが、私はなかなか未だに実感が出ていません。

確かに、大学の時にもっといろいろやっておけばよかったとは切に思います。しかし、客観的に見れば言葉の重みがジュニアフライ級なのもわかります。

大学生の時、謎のOBが部活に訪れた時がありまして、「君たち! もっと積極的にならないとダメだよ!」と我らにひたすらに連呼していきました。今思うと彼の言葉も間違いではなかったのかなと思います。我々は奴の襲来に大きなダメージを負ったわけですが、もっとあの不審者が信用できる人物だったら、言葉の価値に気づくことが出来たのかもしれません。

 

あんまり言うと身バレになるので控えますが、普段関わりのないご年配の方(クッソ漠然とした言い方)とお食事する機会がありました。その際は、私の身分では注文できないような高級品のオンパレードを奢っていただきました。なんか若者と話をする機会が欲しかったとのことで、改めて年齢を重ねるにつれお金の使い方と価値観は変わってくるのかなと感じました。

 

そもそもですが、人は使い方の上手い下手に関わらず、どんな形にせよ「時間」消費しているわけです。如何に時間の使い方が下手くそでも、スタンド能力でも身につけない限り時間は止まらないのですよね。

 

中学生の時に、「今」を流れる時間は、「今」しかないんだなって当たり前のことに気づきました。説明するのが難しいんですけど、長い歴史というの名の「山」の中で、「川」の水みたいに時が流れてしまっているイメージを想起して、今の何気ない一瞬ももう二度と体験することができないとか、常に前を見て下り続けなきゃいけないとか。そんなこと考えているだけで時間は浪費するし、貴重で、ものすごく儚いもののように感じました(中二病

 

人生の三分の一が睡眠だなんてよく言いますね。

でも、実際これを真に受けている人間は何人いるのでしょうか?

限られた時間を何に使いたいとか、将来はこうなってみたいとか、皆さんお考えなのでしょうか?

残念ながら私には、自分の人生観を教えてくれるような親身な友人は、片手で数えられるほどしかいないのでよくわかりません。

性格診断サイトで、「あなたのように、夢もなく何となく生きているのは、ある意味すごいことですよ!」とお褒めいただいてしまった私ですから、今後はいろんな価値観に触れていけるように少しは頑張りたいな~!と思います。

 

で、自分のことに戻ります。

 

ほぼ毎日定時に退勤している身で非常に恐縮ですが、圧倒的に「楽しいこと」に裂ける時間が減っていると感じています。

 

当たり前ですね、大学生の時の生活を見れば明らかです。

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非常にシンプルですが、とても効率的にタスクをこなしていることがご理解いただけるでしょう。我ながらとても美しい。

これが”一般的な”「私立文系大学生」の日常なので、知らない皆さんは参考してね♪

 

特徴をあげると「趣味」が”サイクル”しているという点ですね。

大学生はとても”時間に余裕がある”ため、いろいろと考える時間が作れるわけです。

私の場合は、「カードゲーム」、「ポケモン」、「小説」が大きな3本の柱となっていて、

 

カードゲームのデッキを考える→(飽きる)→ポケモンのパーティを考える→(飽きる)→小説のネタを考える→(以下無限)

 

というような形で無限に自分の好きなことを考え続けるサイクルを形成していました。

その上、「心の余裕」もあるので、もはや最強と言えます。

自分でもまとめてみて驚きましたが、このスペースを利用し更にいろいろなことに手が出せたと思うと恐ろしいですね(忠実にOBの積極性の教えを守らなかった)

 

そして、私は大学を無事卒業し、幸か不幸か一般企業に就職することとなりました。

これが現状の私の状況です。

 

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あーもうめちゃくちゃだよ。

趣味が無駄に仕事の範囲を邪魔しているせいで、ネフェルピトーの円みたいになってますね。

趣味はどれも好きなことなので、未だに何となく継続しているわけですが、これが仕事と趣味の双方に悪影響を与えています。そもそも私は同時に様々なタスクをこなすことが得意な人間ではなかったようです(24年越しの事実)

大学の時も様々なことを同時にこなしていたと思っていましたが、実は全然実態が違いました。大学時代は”サイクル”を回していたため、実は常に考えることは”1つだけ”だったのです。

そして、すべてがすべてに悪影響を与える結果となっていました。趣味に走りすぎて仕事に支障をきたす。レート対戦のシーズンが今週までだ。小説の締め切りが迫っている。MTGのパックの新情報がタイムラインに流れてくる。

何となく中途半端に取り組んでいましたが、どれも思うように成果が出せたか怪しいです。特にポケモンは”数字”ではっきり順位が出ますから、あまり振るわなかったのは明らかでした。

 

そして、社会人になって私の身の回りの人間も変わってきました。

恋人ができた者、ア〇マスのプロデューサーになった者、〇俗にハマった者。

私が全てのことに中途半端になっている間に、彼らは先へ進んでいました。

私は悔しい気持ちでいっぱいでした。

3つの道。どれが正しいとか、そんな薄っぺらい一般的な価値観は不要です。

彼らの顔を見ればわかりました。

各々が最高の笑顔をしていたのです。

※誤解されるとアレなので言いますが、どの選択肢も、私の一部を形成していた、可能性があった要素という点で挙げています。その他各々の長けている部分は承知していますが比較できないので、今回は主観的な視点で語らせてくれ。

 

沼の底に取り残された私は、目の前3つの影を観ながら思いました。

将来について考えてこなかった私には、この3つの選択肢が自分の未来のように見えたのです。

そう、まるでポケモンの御三家を選ぶ時のように。

 

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私はきっと”どれかひとつ”を選ばなければならないのでしょう。

私は自分を形成する要素をグルグルと脳内で回してみました。

それは、彼らの”選択”だけに限りません。

自分を構成していた”趣味”を1つに絞らなければならない。

その事実に気づくのは容易でした。

 

しかし、私はそんなに賢い人間ではありません。

オリジナル変化球を作るなら、空白のスペースを選択して“”ストレート”をオリジナルにするような捻くれ者です。

事前にある選択肢なんて面白いはずがないのです。

 

だから、私はすべてを手に入れることにしました。

人間に限界などない。私はやればできる子なんです。

元より私の今年の目標は「飛躍」なのです。

去年は周りの人間たちがとても話題を作った年でした。

私だってもっと面白いことがしたいんです。

 

というわけで、入社以来最も仕事が忙しい時期に、毎日ポケモン対戦と育成を行い、毎日マッチングサイトで女性7人くらいとやりとりしていました。

 

↓詳細はこんな感じ

・初めて私が主導で動く仕事で、残業らしい残業を初めて行う(2時間)

・頭を抱えながらポケモンを育成と対戦(2~3時間)

・女性と試行錯誤しながらコミュニケーション(3~4時間)

 

2週間くらいで、くたばりました。

 

特に辛かったのがいわゆる「マッチングサイト」ですね。

そもそも男女関わらず、「文字でのやり取りが苦手」、「会話を主導するのが苦手」なわけで、メッセージの内容を考える、送るだけで過度なストレスとなっていました。

私も大物ユーチューバーの動画でこういうサイトの実態は学習したのですが、思ってた以上にコンタクトが取れるので、単純に浜ちゃんサイドに問題があるという事実も知ることが出来ました。

返信が来ないと「なんでこなかったんやろうな~、不思議ですね~」ってなってへこみます。返信が来たら来たで、「またメッセージ考えて送らなきゃ……」というストレスになってしまい、コミュニケーションを一切楽しんでおりませんでした。

最終的には、連絡が来ている女性全員をガン無視して逃亡するという、非常に”私らしい”結末を迎えることとなりました。

 

あかん、何も面白いことできんかったわ。

私はそう言うと崩れ落ちました。

仕事では上司に怒られ、ポケモンは勝てず、マッチングサイトはストレスにしかならない。

精神的に参っていたんでしょうね。

 

 

私は、反省しました。

私にすべてを同時にこなすことは不可能でした。

ただ、やっぱ諦めきれねぇ!

他の立派な皆さんは、きっと若い時の時間を、将来のことを考えることやその準備に使っているのかもしれません。

でも、私は欲張りなのです。川のように流れていく時間の一瞬一瞬を常に楽しいと感じたいのです。

 

私は改めて「御三家」を”ひとりで”3匹捕まえる方法を考えました。

同時に進めるのではなく、他人からもらうのでもなく、コンプリートする方法はないものかと。

そして、ついに先日発見したんですよ。

実はあったんですね。容量の悪い私でも時間をかければ手に入れる方法が。

要は、ストーリーを3周すればいいんです。

 

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焦らなくていいんです。1つ1つ片づけていけば。

これで根本的には大学時代と一緒になりました。並行してやっているからバラバラになってしまうんですよね。

とりあえず、”やりたい”ことをひとつ決めて強化月間として、趣味に取り組むことにしました。これによって今までの趣味は勿論、今までやってみたかったけど手が出せなかったことにも手が出せるようになると信じています。

別に他の人からしたら当たり前のことかもしれないんですけど、”なんとなく”生きている人間には目から鱗でした。

社会人の心構えとか、よくわからんセミナーとかはたくさん受けましたが、結局身をもって感じないと学習しないのだなと改めて感じました。

とりあえず、今んとこは、部屋の大幅改造をした、5キロ痩せたというところです。 

 

というわけで、「時間の使い方うま男」を目指して、今まで以上にいろいろと頑張っていく予定なので、何卒宜しくお願い致します。

 

P.S.

今週は調子に乗ってポケモンも並行してやりました。

睡眠時間ぐちゃぐちゃになってしまいました。

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というわけで、最後に乗っけた「理想的な社会人の図」を今週はガン無視してしまったので、戒めと継続させるためにブログを使わせていただきました。

見苦しい自分語りばかりで申し訳ない!

他にもこの半年間いろいろやってきたので、それはまた今度の機会に。

 

 

 

中田がピッチに横たわってる

毎週同じような話をしてるのに面白いとは稀有であると思う。
オードリーのANNのことである。

今年で10周年を迎えるラジオで、
二人が毎週拵えてくるフリートークゾーンはさることながら、
中学からの同級生の彼らが展開する息ぴったりの長いオープニングトークといい、
何ともストロングスタイルな深夜ラジオだ。
そのフリートークのことなのだが、
 
とここまで書いて如何にもな、上から目線な、偉そうな、
面白くない、何一つ自らは生み出すことのない、生きる価値などない、
お笑い好きみたいな書き口なので恥ずかしくなる

そのフリートークですけど
毎週のように聞いていると毎週のように出てくる話があって
これは基本的にはMCがいて毎回異なるゲストがきて
MCがゲストの話を聞き出すことが多い
テレビではあんまり考えられないことかもしれない
例えばオードリーがスターダムをかけあがった2009年に
とりあえずゲストとしていろんな番組で春日が
食費を浮かせるための飴を水に溶かしてジュースとして飲むみたいな
ドケチエピソードをいろんな番組ですることはあっても
MCの堺正章先生がチューボーですよで毎回毎回
同じ井上順とのエピソードトークをしてたらそれは狂気の沙汰ということで
そういえばあのテレ東のカラオケ番組でマチャアキ先生が
点数発表の時に「何点だ!何点だ!何点!何点!何点だ!」みたいな煽りが好きだっていう話を知人にしたら性格が悪いと言われました
 
で、そのフリートークでもう何回も若林さんがしてる話の話なんですけど
野茂英雄ドジャースの入団会見で
記者に「この地になにをしに来たのですか?」と聞かれて
「野球です」と答えるのが好きという話で
特にオリンピックとか見ていると
こういうメディアが見出しにでも使ってやろうみたいな魂胆で
かっこいい回答を求めて質問してくるんだけど
それにスポーツ選手がうまい対応をしていると
息苦しさを感じてしまうどころか自分勝手に失望さえしてしまう
完璧超人すぎてこちらに好きになる隙を与えさせてくれないというか

こういった毎回毎回ついついしてしまうみたいな話には
その人の人となりみたいなものがもろに出てしまう気がして
あと人のことをバカにするみたいな姿勢はある一つのエピソードに起因してる気がする

さて、「ベルギーは赤い悪魔でしたか?」というインタビューの質問に
ケイスケホンダはなんと答えるのでしょうか?
がんばれ!!日本!!!

自分の創作活動をちょっとだけ振り返る


ブログ


お久しぶりです。九十九葵ことコアラです。


自分のペンネームも忘れかけておりました。

 

今回はちょっとマジメに自分の創作活動について振り返っていきたいと思います。

 

二宮飛鳥や膝枕耳かき要素はありません。

ご期待に沿えず申し訳ございません。

次に僕が投稿するときに期待してください。

 

あ、あと僕の書いた火星ソーダに寄稿した「漸近線上のエスケイピズム」のネタバレも少し含みます。

 

多分皆さん忘れてるかと思いますけど

 

皆さん、小説(これに限らず、絵や陶芸などなどなんでも、なんならSSやツイッターで呟く妄想とかでも)を書く時、何を考えてますか?

 

芸術作品には、作者の想いや伝えたいことが詰まっているものだと私は思っておりますが、私自身、自分の作品にメッセージを込めているわけではありません。

 

言ってしまえば、「こーゆー話、面白そうやなー絶対流行る(確信)」とか「最終的にはイイお話にしたいよね」ぐらいの気持ちでしか書いてません。

 

格好つけて言うのなら、「小説」というエンターテイメントとして楽しいかどうか、というのが僕の中で最重要視されています。

 

まー、ぶっちゃけた話、「差別はよくない!」とか「人は見た目ではなく内面だ!」とかそんな当たり前な綺麗ごとを吐き散らすつもりは毛頭ないですし、僕に言われなくても分かっているかと思います。

 

僕としてもわざわざそんなことを自作のキャラクターに言わせたくないですし。

 

現に、今まで書いてきた作品の全てがそんな感じです。言ってしまえば浅いです。底が。

 

だからこそ、前回の「漸近線上のエスケイピズム」も中途半端な出来になってしまったのかな、と思いました。

 

オチが納得いかないゾあのヒロインだったら主人公のこと許さないとか、家出エアプとか、これだからお前はコアラなのだとか……。


うるせ~っ、僕が書いた二宮飛鳥似のヒロインやぞっ僕が一番理解ってんだぞ~、オラァ!! 

 

と思いました。

 

まぁ悔しくないか、と言われれば割と悔しいですけどね。自分の中で一番の出来でしたし。

 

退屈から逃れたかった主人公と、束縛を嫌ったヒロインがただ現実逃避するかのように逃げていくお話。

 

二人はその距離を少しずつ縮めていき、触れ合う直前まで近づきます。

 

最後は、主人公は「このままではいけない」と思い、ヒロインを逃避を止めます。

 

問題はその後でした。

 

やはり他の人も苦言を呈していたように、ヒロインを裏切った主人公は、ヒロインから許されるべきではなかった、という点です。

 

僕自身、主人公がヒロインに嫌われてほしくなかった、という甘えがあったのでしょう。

 

別に主人公=作者、みたいなことはありませんけど!! ホントだよ!!

 

また、「漸近線上」という言葉の通り、限りなく近付いてはいたけれど、触れ合うことはありませんでした。

 

ヒロインが語る「夢」の内容は、ついぞ主人公に語られることはなかったし、主人公の恋心もヒロインに伝わりませんでした。

 

そのため、タイトル通りと言えばタイトル通りです。

 

でも、やっぱり「夢」は語らせるべきだったかな、と思いました。

 

三題噺のお題の「夢」を適当に消化した感が満載でした。これはひどい

 

言ってしまえば、登場人物たちの思想は全て作者の中から生まれています。

 

自分の考えを暴露することに少しばかり羞恥心を持っていたのかもしれませんねコレは(冷静な分析)

 

……確かあの作品の創作時期は、ちょうど某ブログの記事を投稿した時です。

 

ホラ、読めよ!!!! 二宮飛鳥要素じゃ!!!!

fukafukadanchi.hateblo.jp

 

二宮飛鳥に対する愛情と罪滅ぼしから誕生した「エスケイピズム」は、多分あの時にしか書けなかったでしょう。

 

また、「いい話にしよう」という気持ちが流行ってしまったばかりに登場人物の心情を無視したようなオチになってしまったのかな、と思いました。

 

なんか言いたいことがごちゃついてきましたね……。

 

まー、最終的に何が言いたかったのかというと。

 

次からはもうちょっとだけ、自分が思っていることをさらけ出してしまってもいいのかなー、とか「面白いことしたろ!!」とか気負わずに書いてみようかなー、と思いました。ということです。

 

次のコアラ先生の作品にご期待ください。

 

以上、コアラからでした。

 

p.s. 次の記事は、僕の二宮飛鳥にかけてきた一年間について語ろうかなと思います。

ふかふか団地ブログ100日の歩み

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ふかふか団地ブログが記念すべき100日を迎えていたので、これまでの歩みをデータで振り返ろうと思います。

 

アクセス数

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合計55000PV。地味に今でも1日20~50アクセスくらいはあります。ありがとうございます。

内情を告白すると、小説文芸サークルというニッチな活動をしていることもあって、外向きにより触れる機会を増やすべく、それぞれの得意分野で記事を書いて、アクセス数を稼ぐ方向で指令を出していたことがありました。

過去記事を漁ると、どの時期にそれがより顕著か分かると思います。

 

記事投稿数

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私という存在がいくつかに分裂していますが、基本的には発足当初からのオリジナルメンバー(※海室君の記事は依頼により削除)の投稿件数が多くなっています。

というか直近4件くらい全部私ですね……。

ブログの更新を怠りすぎていたと反省しているので、ローテを再編しました。

本日から、5日に1回のペースで何らかのブログ記事が投稿されます。

されなかった場合、私の代表としてのメンツが潰れることになるので、よろしくお願いします(圧)

 

読まれている記事

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投稿件数が多かったのが私を含むオリジナルメンバーだった半面、アクセス数を稼いで来いという指令を完遂しているのは、完全に後から入った後輩たちです。

というか「%」がついてる記事書いてるの、さんらいとくん(ポケモン、ペルソナ)と、コアラくん(アイマス、膝枕耳かき)の二人だけですね。 

ブログの更新が停滞している間、ふかふか団地ブログのアクセスを支えてくれていたのはポケモン『二宮飛鳥』『膝枕耳かき』ということになります。

特に、二宮飛鳥でGoogle検索すると、当該記事が1ページ目に表示されるようになり、このブログによって、コアラ a.k.a 九十九葵の二宮飛鳥Pとしてのプロップスが爆上げとなっていることが分かると思います。

今後は、何かを目的にするのではなく、更新が止まらない方が重要なので、より自由に書いて欲しいという方針を打ち出したので、より魑魅魍魎なブログになっていくと思います。

むしろ、日記とかチラシの裏であることが理想です。

 

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2017年11月の文学フリマで『おやすみ警報』を世に放った後、ギャグのように今春の文学フリマはおやすみすることになってしまいましたが、ふかふか団地としての活動はまだまだ続けていくつもりです。

2018年11月26日の第二十七回文学フリマ東京へ向けて、また少しずつ動き始めました。

原点に立ち返って、また自分たちがいいと思えるものを、自信を持って世に放てるように頑張ります。

ご縁があった方はよろしくお願いします。

アイカツ!名ライブ数え唄③(第174話 Chica×Chica)+アイカツ武道館の話

 

fukafukadanchi.hateblo.jp

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皆さんが忘れたころに書きたくなったので書きます。

 

アイカツ!ミュージックフェスタ in アイカツ武道館!に行ってきました。

 

アイカツ!』『アイカツスターズ』の2作品の歌唱を担当してきた、STAR☆ANISとAIKATSU☆STARS!というユニットにとっては、最後のステージとなるこの舞台。

 

当初は仕事のお休みが重なる火曜日開催の1日目だけ参加する予定だったけど、あまりのことに、仕事が別に休みじゃない(半休も取れない)のに、ライブが終わった直後、当日券売り場に走って、2日目のライブチケットをとってしまいました。

 

結果、2日目はアンコール直前にようやく会場に着くことになったのだけれど、それでも、衝動に任せたこの判断は間違いではなかったと思うし、この年齢になってまで、理性よりもステージの上で感じた衝動が勝ってしまうほどの光景に出会えるのだと、観客席に身を置き続ける一人として、強く勇気を貰ったステージでした。

 

 

***

 

  

私にとって『アイカツ!』という作品とは何だったのかを振り返る時、必ず思い起されるのが、アイカツという物語の集大成とも言える、4thシーズンのスターライトクイーンカップにおける、紅林珠璃の『Chica×Chica』のステージだ。

 

この第174話のタイトルは『私のMove on now!』であり、ある種、物語的なスポットライトが最も当たっていたのは、この話の中でもう一つ披露された白樺リサが歌う『Move on now!』のステージだろう。これはアイカツというアニメシリーズの中でも一番最初に披露された、星宮いちごがアイドルになるきっかけとなった楽曲であり、紡いできたアイドルの文脈としても大きな意味を持つステージだった。

 

そもそも、3年目→4年目に移行するにあたって、物語は主人公である大空あかり有する3人組ユニット『ルミナス』が全国ツアーをしながら、各地のアイカツに触れて成長していく姿が中心となっていた。

 

紅林珠璃というアイドルは、大空あかりと同世代の『4人目』という立ち位置。4年目になっての出番は決して多いと言えるものではなく、ステージに立ったのも、ルミナスツアーのファイナルである、第165話の『はろー!Winter love♡』のスペシャルユニットに加わった1度だけだった。

 

紅林珠璃のソロのステージともなると、3rdシーズンの前半にあたる第115話まで遡らなければ観ることが出来ない。その間、新條ひなきとのユニット『情熱ハラペーニョ』や、天羽まどか、黒沢凛とのユニット『バニラチリペッパー』での活躍はあったが、実に1年以上もの間、一人のアイドルとしての紅林珠璃のステージは描かれてこなかった。

 

カメラが当てられていない以上、その間、紅林珠璃が1人のアイドルとしてどのように成長してきたのか、我々は想像する他なかった。

 

 

最初の話に戻る。私の中で『アイカツ!』という作品は何だったのか。

 

それは、いつだってステージが何よりも雄弁にアイドルの足跡を物語る作品であった。

 

 

www.nicovideo.jp

 

 

彼女の母親はドラマ『カルメン探偵』で名を馳せる大女優であり、自分の実力よりも、大女優の娘としての肩書きが評価され、その影に真正面から立ち向かうために、活動を休止して、実力をつけてスターライト学園への入学を勝ち取った努力家だった。

 

Sangria Rosaというブランドやフラメンコを基調とした情熱的な振り付けは、尊敬する母からの影響も、全てが”自分”であると肯定する強い意志も示し続けていた。

 

 

このサングリアロッサというブランド、紅林珠璃というアイドルのために作られたような楽曲にも拘わらず『Chica×Chica』という楽曲は前述の2ユニット(情熱ハラペーニョ、バニラチリペッパー)いずれでも歌われながら、ソロのステージが披露されたのは、この第174話が初めてだった。

 

新條ひなきとの『情熱ハラペーニョ』を経て、黒沢凛、天羽まどかとの『バニラチリペッパー』を経て、他の誰かと関わることで影響を受けながら、あるいは影響を与えながら、最後の最後に”誰か”と歌ってきた曲で一人に至る。

 

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1年前には表現できなかったであろう、ステージ上で見せたこの表情一発で、物語の中で描かれてこなかった、カメラが回っていなかった時間の中にも、確かに『紅林珠璃のアイカツ』はあったのだとを確信させられる。

 

アイカツという作品は、それを物語の中の言葉にするのではなく、ただただステージの上の僅かな表情の変化や表現力の中で語ってきた。

 

私は、その背中で語る姿が大好きで、物語の中以上に、ライブの中から彼女たちの歩みを見つけ出そうとしていた。毎週毎週がある意味戦いのようで、彼女たちのライブを繰り返し見るたびに新しい発見があって、一人一人が大好きになっていった。

 

もうその時点で、アイカツという作品と、そこで歌うアイドルたちは、私にとってのアイドルそのものであったのだと思う。

 

 

***

 

 

アイカツ!』の放送終了後、少し思うところがあって、作品と距離を置いていた期間があった。悪いのは自分自身でしかないという自覚があったので、今後はオープンな場所ではなく、ローカルな場所で思い出したように話をするだけにしようと思っていた。

 

新シリーズの『アイカツスターズ』も、いつしか観なくなっていた。

 

だけど、アイカツミュージックフェスタ初日で、るかさんの『START DASH SENSATION』の切実なステージを観て、何があっても2日目を見届けなくてはいけないと思わされた。

 

その2日目は、いろいろな楽曲に間に合わなかったけれど、アイカツスターズ2年目最後のオープニングで、主人公である虹野ゆめの歌唱担当である、せなさんが1人で歌いあげた『MUSIC of DREAM』には間に合った。

 

スターズを観なくなって久しく、その日初めて聴く楽曲だったのに、そのステージと言葉は、2日間のどのパフォーマンスよりも私の胸のど真ん中に突き刺さった。

 

まだ見ぬ私のことを
信じてくれるひと
あなたに届けたい
音楽を奏でよう

 

泣きそうになりながら、最後まで踏ん張りきって、毅然とこの言葉を歌った姿を観れたことを、自分の中で意味にしなくてはならないと強く思わされて、私は改めて『アイカツスターズ!』を観ている。

 

あの武道館のステージもまた、どんな物語よりも、ステージパフォーマンスが雄弁な意味を持つ場所だった。

 

 

アニメの3Dライブパートと現実のステージパフォーマンスは別物で、私が魅せられてきたのは前者だった。そうでなくても、アイカツという作品は声優さんと歌唱担当とが違う、アイドルアニメとしては珍しい形態で展開をしてきた作品だった。

 

それでも、あそこで目の当たりにしたのは、間違いなく、私がずっと大好きなアイドルたちのステージで『アイカツ!』のステージであったと心から確信できたのだ。