ふかふか団地ブログ

文芸サークル『ふかふか団地』についてのお知らせや、メンバーの日記を公開していきます。

2018年11月25日(日)第二十七回文学フリマ東京に参加予定。
ふかふか団地の既刊小説誌を売っています

尾瀬みさき

フリクリ オルタナの解釈が間違っていたっぽい話

『フリクリ オルタナ』を観ました。 フリクリは好きな作品なんですけど熱狂的なファンでないので楽しく観ました。主にオチの話をしたいと思います。めんどくさいので細かいところは省略します。 カナブンのスマホは画面がバキバキです。これはカナブンを取り…

近くて遠い、『リズと青い鳥』と山田尚子の距離 // 抱きしめることをやめた「愛」の物語について

答え合わせができない作品。山田尚子は、傘木希美が鎧塚みぞれだけに向けた言葉がなんだったかを知らない。それでも、覗き見た少女たちを愛おしく思った彼女は、せめて祈るべく、あるいは作者であることを降りた映画に対するささやかな特権として、どこまで…

にぎわい東北 presents Wake Up, Girls!in レイクタウン ミニライブを観てきた

近所にWUG(声優アイドルユニット:Wake up,girls!のこと)が来て無料観覧のミニライブを行うというので、行った。 わたしが声優のライブに行ったこと自体が面白いらしいので、まったくこの手のレポートは専門外で書き方も分からないけれど、思ったことを備…

明日は文学フリマ東京の誕生日です

明日、11月23日に東京モノレール流通センター駅徒歩一分の建物で文学フリマがあります。 ふかふか団地は新刊「ニュータウン」500円と2016春既刊「パッチワーク」2015秋「フランネル」を持っていきます。 「ニュータウン」は団地をテーマにした小説誌です。み…

文フリ東京C-31 尾瀬みさき『人の住む場所』立ち読み

2016年11月23日文学フリマ東京に出す本に載っている小説の中身です ものすごく個人的な考えなんですけど、気になる本は結末を読んで購入を検討するタイプで、こういう試し読みみたいなのもラストを載せたらわたしだったら嬉しいなあと思うのですがお前の性癖…

小説制作ノート その2

映画のDVDをよく観るようになった。 目の前で繰り広げられている人生に触れることができないというのは、映画の観客は映画の世界からすれば幽霊のようなものだな、なんて言えないだろうか。言えないか。 自殺の経緯、痕跡を残さない人間、母の言葉、そして幽…

小説制作ノート その1

小説のことが書かれていないし、自分のことが書かれていないブログなので、自分の小説のことを書きます。 11月の文フリに合わせるためには10月末には出来上がっていないとなかなかしんどいことになるというのは前二回で身にしみたし、ひとまず、一ヶ月で小説…

エロ作家の人格が露出してしまうことについて

twitterとかでエロ漫画家とかエロゲ会社のひととかのツイートが読めるようになって、そこは制作のこぼれ話だったり作家自体のコンテンツ化だったり楽しいこともあるのだけれど、作者と作品を切り離して考えられない人間からすると決してすべてが好ましい結果…

部分的にkindleを導入する可能性について

ミニマムライフは0か1かの判断を常に強いられるんだけど、基本的に紙の本を捨てて電子書籍に乗り換えるというチョイスはわたしにはなくて、ミニマリストどもが電子書籍を見せびらかせていてもまるで眼中になかった。 ただ、その忌避感の由来はどこなんだろう…

医者かかったら「ADHDじゃん?」と言われてテンション上がった

最初に断っておくと、俺はまだ診断が下されたわけではなくてADHDの疑いが出たというだけで、話の種になるから若干大げさに書いているだけで、ここから「やっぱ違ったわ」が全然あるというところだよ。 俺はここのところの精神の低調を相談しにいったら流れで…

文学フリマについて

途中式は採点に含まないものとする。「パッチワーク」という同人誌の、本としての出来栄えに関してわたしの責任は何分の一かしかないので、いい本か悪い本かについてのコメントはありません。 自分の書いたお話の話をします。 「ノーミュージック・ノーライ…

読まないまま本を捨てる

積読の本を半分ぐらい捨てた。 いまさら言うまでもなく本というのは購入した直後がピークでその後はどんどん鮮度が落ちていくのだから、見えない賞味期限が存在すると思ってくれていい。人間の興味の矛先はふらふらと揺れ動くもので、長く積んでいた本を読む…

なにがダンシャリだばかばかしい

最近やってることがダンシャリしかないのでダンシャリのことを書きます。ダンシャリっていうのは俺が考えた禅の精神で、達磨さんの教えの孫請けのカルト宗教の教義みたいなものなのだけれど、とにかくかたっぱしからモノを捨てていく、関係性も、夢も、信念…

同人誌のあとがきをブログに書く暴挙

挿絵が黒ロンでしたね。 受動的黒ロンというか、黒ロンになってしまったみたいなところをイメージしていたのを文章にはしていないので(そもそも本文に髪の長さについての言及はない)そこは手抜かりだと思いました。 状況が人間を黒ロンにする、たとえばそ…

文学フリマについて

回り道しながら来てもよいものとする。 23日当日の東京地方の予報は気象庁によると曇りときどき雨、降水確率50パーセントの予報信頼度Cであり、今のところ、雨が降ってもおかしくないけれど、まあ来週のことだし、この時期は天気も変わりやすいし、といった…

ものがよく見えなくなった

同じ映画を二回観た。 携帯電話の画面を見せるシーンがたびたびあって、そこでは観客は文字を読み取ることになるのだけれど、一回目の観賞では読めたはずの文章がぼやけて、なにか書いてある、そのぐらいにしか見えなかった。 こどもの頃は視力が高くて、だ…

今書いている小説の話

そろそろ完成するような気がします。十月中には出来上がるんじゃないですか? よく分かりません。

近況報告

パワー、超宇宙と接続して得られるthe・パワーの恩恵が得られなくて熱的死が近い。 もう随分前から小説読むのもアニメ観るのもゲームやるのも感覚的には作業に近くて、しかもノルマがあるわけでもないからその作業は捗らない。知的好奇心は死んだ。たまにす…

原稿落としそう

進捗がやばい。一文も書けてない。 なので今ちょっと書いてみた。 ラストダンジョンの手前でセーブしたら最後、そのゲームをやめてしまう人生だった。 大空洞のセフィロスに超究武神覇斬でトドメをさすのは友人がプレイしている傍で観ていたし、ゾーマにはベ…

ああああ

『何故2015年の横浜DeNAベイスターズは阪神先発の藤浪を攻略できないのか?』って題でブログ記事を書きたくて仕方なかったのだけれど、このブログは文芸ブログでありスポーツ評論ではないのでやらないし、そもそもそんなもん俺が知りたいし、分かったら横浜D…

ソビエトロシアではアイデアが貴方を殺す!

かつてわたしは設定厨であり、大学ノートにバトル物の特殊能力だったり凝りに凝ったキャラクターの名前だったり大体がディストピア的である社会システムだったりを書き連ねていた。そういった妄想を作品に還元することなくただ書き溜めることで満足していた…

鈴木純についてずっと考えている

小説を書いていないのでやる夫スレの話をするしかなかった。 やる夫スレについての詳細な説明は省くが、AAを使ったSSぐらいに思っとけばおおむね間違いない。やる夫スレのフォーマットは小説よりもむしろマンガに近く、もっと言えば絵コンテ的である。どこま…

尾瀬のリハビリ記録 おわり

次回更新までに何か課題を掲げてその成果を次回の記事で発表するのが分かりやすいかなと思う。それならばまず、現状自分にどれだけの執筆能力が残されているのかを確認するべきだろう。毎日の創作にあてた時間を記録し、次回までにどれだけ書けたか、どんな…

尾瀬のリハビリ記録 その1

長らく小説を書いていないのに、文芸サークルを立ち上げ、持ち回りでブログまでやろうというのだから、わたしの場合テーマを設定するとすればリハビリ以外に思いつくものはないのだった。 リハビリは元あった能力や水準に回復することを目的として、成長はそ…