イカになってそこら中を塗りたくる
いざたちたる ふかふか団地に 加はりて もののかたりや 何をぞ書かむ
さて、文芸サークルふかふか団地4人目のメンバーと相成りました霜月のいです。
……が、小説など大学卒業以来書いておらず、少なくとも2年半のブランクになるわけで、はたして無事仕上げることが出来るだろうかはてさて。数ヶ月あるとはいえ、数ヶ月しかないとも解釈出来るものでどうなることやら。仕事もあるわけだしな。
しかして実のところ1本は既に書き始めているわけで、もっとも先日プレイヤーとして参加したTRPGのリプレイ小説であるので、シナリオ自体が考えるまでもなく存在しているのである。
とはいえそれをノベライズするには情景描写や会話を整理、順番を入れ替えたりして内容に整合性を持たせる(チャットに各々が会話や行動を書き込んで進めていく手法上、お互いの発言や行動が入れ違いになって噛み合わないことはままある)、心情描写を加える、といったことは必要なので簡単にはいかない。さらに文字通り作者の意思に関係なく登場人物は自由に行動するわけなので、特に突飛な言動をするプレイヤーがいたりするとそれをどう表現するかも悩みどころである。突飛な行動としてそのままにするか、ある程度行動に合理性を持たせるような描写を加えるか……。
もちろんそういう行動をとるプレイヤーがいて、それが許されるのもTRPGの面白いところなんだけど、小説にするにあたってそこをどう調理するかが難しい。シナリオ自体が固まっている分、そのあたりの推敲にじっくりと時間を掛けることになりそうだ。