ふかふか団地ブログ

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私の好きな戸松遥さんの楽曲で打線を組んでみた

夏真っ盛りですね。

 

現代の日本において、多くの人々は「夏」という言葉を聞くと、まず声優・戸松遥さんのことを頭に思い浮かべるんじゃないか思います。

 

そして、それぞれの心の中に

 

「好きな戸松遥さんの楽曲」

 

で、組んだ打線が存在していると思います。

 

何故打線を組むのかというと、自分の思うままにオールスターを空想するのは、いつの時代も男の子のロマンだからです。

 

9月4日に久しぶりに戸松遥さんのソロライブツアーに行けることがとても嬉しいので、本日は私が組んだ「私の好きな戸松遥さんの楽曲打線」を、みなさんにご紹介しようと思います。

 

 

1.(右)ラブ♡ローラーコースター
2.(二)♪Make Up Sweet Girl☆
3.(捕)恋ヲウチヌケ
4.(一)Q&Aリサイタル!
5.(中)ドーナツ
6.(左)シンデレラ☆シンフォニー
7.(三)Tomorrow
8.(遊)ヒカリギフト
9.(投)明日色ひまわり

 

 

ベストアルバムが「sunshine」と「starlight」の2枚で展開された理由が身に染みて分かりました。はるちゃんの好きな曲を厳選することなど、不可能に近い作業だからです。

 

苦渋の思いで、なんとか、ようやっと9曲まで絞ることができたので、1曲ずつ私の思い出を短く書いていきます。

 

1.(右)ラブ♡ローラーコースター

3rdアルバム『Harukarisk*Land』の3曲目に収録された楽曲。

3曲目という曲順がすごく気に入っている曲でもあって、このアルバムの一発目で、鮮烈にこのアルバムのコンセプトを決定付ける『Fan Fun Parade』という楽曲で

 

「閉演五分前の曲が流れ 寂しいけどまた君に会えるかな」

 

という歌詞が歌われた直後に

 

「また会える わかっていても バイバイしたくないな」

 

という言葉を歌うこと。

この2つの言葉は、意味としては近いところにあるのだけれど、温度が全く違います。

『ラブ♡ローラーコースター』のモチーフはジェットコースター。遊園地であるコンセプトは同じ2曲ながらも、お別れの寂しさを受け入れる『Fan Fun Parade』と、バイバイしたくないと抵抗する『ラブ♡ローラーコースター』は、ある意味では対にある曲であるように感じます。

それはオーナーであるのか、ゲストであるのかという、楽曲における立ち位置の違いであると同時に、ゲストの立ち位置だからこそ、戸松遥さんの中にある、ありのままの言葉が吐き出されている楽曲であるとも感じます。この曲は遊園地というコンセプトの中でも「夕暮れ」の郷愁が浮かび上がるような、そんな楽曲です。

1番に起用した理由は足が速そうだからです(急にものすごい雑)。でも、アルバムとしても3曲目までで突き抜けるようにギュンと加速する感覚が、この曲の好きなところでもあるんですよね。

 

 

2.(二)♪Make Up Sweet Girl☆

2ndアルバム『Sunny Side Story』の4曲目に収録された曲。

アルバムが発売されたころは、この曲を狂ったように聴いていました。振り付けをはるちゃんに教えてもらいながら、ライブで目の当たりにしてからは、もっと聴くようになりました。

多分、再生回数だけで言うなら、今でも戸松遥さんの楽曲の中ではダントツの1位なのがこの曲です。

いやぁ、はるちゃんってかわいいですよね!

以上です。

嘘です。

テクノポップハルカスが好きです。

私は1stアルバムの中でも『Star☆Tripper』がとても好きな曲で、私の大好きな豊崎愛生さんがこれと同じ見解を示していたことが嬉しくもあったりしました。

ある種、言葉にエモーショナルな熱量を乗せすぎないような歌い方。純粋にはるちゃんの歌声のキュートな部分だけが残って、とてもとても心地よくて、ノリノリになってしまう曲です。人がいない夜道などでは、よく手だけで踊っています。

2番に起用した理由は打線の流れを作ってくれそうだからです。バントはあまりしないタイプの2番だと思います。

 

 

3.(捕)恋ヲウチヌケ

3rdアルバム『Harukarisk*Land』の13曲目、最後に収録された楽曲。

この楽曲について説明すると、なかなか意味が分からない上に、すごい長くなるので、気になるようであれば、私個人のブログに昔、長々と書いたものがあるので、そちらをご覧頂ければと思います。

ただ、私自身もうまく言語化できていないので、読んでも「?」となると思います。

多分、これまで聴いたはるちゃんの楽曲の中で、一番思いを重ねて、一番涙を流してしまった楽曲でもあります。

戸松遥さんを好きになって、あの日、勇気を出してライブに行ってよかったと強く思わされた1曲です。

私にとってこの曲はキャッチャーなんです。3rdライブツアーでは、はるちゃんがバズーカを打っていましたが、あれはピッチャーに対する返球です(個人の見解です)楽曲の持つキャッチーさ、力強さを考えても、クリーンナップが妥当だと思います。

 

 

4.(一)Q&Aリサイタル!

戸松遥10枚目のシングルの表題曲です。

これは説明不要だと思います。

戸松遥さんの楽曲で打線を組む以上、4番に置かなくてはいけない楽曲でもあります。

打撃成績で言うと.350 54本 134打点とか、そういう成績の4番です。3冠王です。

私自身にとっても、いつだってライブが楽しいってことを瞬間最高風速で思い出させてくれる曲で、いつだって私の涙を、満面の笑顔で上書きしてくれた楽曲でもあります。

実は、持ち曲が多くない他の声優ユニットとか、引いてはアイドルまで、幅広くカヴァーされている楽曲でもあって、何度か他の人のパフォーマンスとしても観たことがあります。それほどまでに楽曲としても魅力的で、力を持った1曲で、そのポテンシャルを120%にはるちゃんが引き出してくれる曲です。

 

 

5.(中)ドーナツ

戸松遥10枚目のシングル『Q&Aリサイタル』のカップリング曲です。

「楽しい」を思いださせてくれたのは表題曲でしたが、初めてはるちゃんのソロライブに足を踏み入れて、一番心の奥に爪痕を残していったのが、この『ドーナツ』でした。

あんなにも「私たちのため」を考えて爆発的に楽しい時間を提供してくれるはるちゃんが、剥き出しのままに叫んでいたのが、この曲。

多分「楽しい」だけじゃ、はるちゃんのことをこんなに好きにはならなかったと思います。

「寂しさ」をさらけ出したこの楽曲を、胸に空いた穴を埋めるのではなく「ドーナツみたいな全部愛に変えたい」と歌うはるちゃんの姿を美しいと思えたからこそ、私は戸松遥さんという声優さんが大好きなんです。

Q&Aリサイタル選手との相性の良さを考えて5番です。仮に3.4番で攻略できなかったピッチャーがいたとしても、この5番は打ってくれるという期待もあります。

 

 

6.(左)シンデレラ☆シンフォニー

戸松遥さん16枚目のシングルの表題曲です。

今年リリースされたシングルで、シングルとしては最新の楽曲なのですが、戸松遥さんのネクストステージを感じさせて、この長い歴史の中で積み上げてきた楽曲たちの中でも、ベストナインに選出するほど強く気に入っている曲です。

MVは空港がモチーフで、そこに乗客としていろいろな境遇を想像させる戸松遥さんが、飛行機に乗り込まんとしている姿を映すもの。

どのはるちゃんもそれぞれにかわいくて、キレイで、魅力的で。それは戸松遥さんの楽曲たちとも共通しているように思いました。

私はどの姿も、はるちゃんの「可能性」そのものだと感じました。

そしてこの楽曲は、その可能性のどれかを空港に置いていくのではなく、全てが「戸松遥である」と肯定した上で、飛び立つための1曲であるようにも感じたのです。

この楽曲がリリースされた後に「ベストアルバムが2枚出る」ということが発表されたとき、それは大きくは間違っていなかったのかもしれないなと感じました。

若手のホープです。未来のさらなる成長を促すため、ただ期待感も持っているために、クリーンナップ直後の6番という打順に置きました。

 

 

7.(三)Tomorrow

戸松遥さん11枚目のシングル『PACHI PACHI PARTY』のカップリング曲です。

表題曲が聞いたことがなくても、タイトルだけ見ても分かるような、パチパチに盛り上がる真夏の曲なのですが、この曲はセミの鳴き声から始まるしっとりとしたバラード。

一番最初に書いたように、私にとっても戸松遥=夏』という認識は長らくあるのですが、この楽曲を聴くまで、それは熱く盛り上がる楽曲たちや、はるちゃんのひまわりのような笑顔を指すものでした。

だけど、この楽曲で表現されているのは、表題曲のような太陽のまぶしさではなくて、それによって作り出された、木陰の静けさのように感じました。

それでも、この曲は間違いなく『夏』の楽曲なのです。

それが私にとっては大きな衝撃であり、心に沁み渡る感動でもありました。

私は基本的には夏という季節が得意ではありません。

でも、あの太陽のような女の子が、こんな風に夏という季節を捉えた楽曲を歌ってくれるなら、少しこの季節が好きになれそうだと、希望を持てた1曲でもあります。

守備職人だと思います。それでいて、時折パンチの利いた打撃をしてくれるので7番です。7番にしてようやく、この説明いらない気がしてきました。

 

 

8.(遊)ヒカリギフト

戸松遥さん12枚目のシングルの表題曲です。

この楽曲に対する思いも、やや文脈ありきなので、もしご興味がある方があればこの記事を読んでいただければと思います。

私にとっては、あの日「叶わなかった」思いが、最高の形で実現されたと感じた楽曲です。

3rdライブツアーにおいては、純粋に夏に行われた遊園地というコンセプトのライブに、この冬のバラードがごく自然に馴染んでいたことが、強く印象に残りました。

いろんなアトラクションがあって、いろんな温度があって、そして遊園地の楽しみ方はそれぞれにある。

私はこの曲から始まる、静かでただ美しい時間が大好きでした。

守備職人その2です。守備範囲の広さに定評があります。往年のヤクルト宮本慎二のようなポジションだと思います。本当にこの喩えいらないですね。

 

 

9.(投)明日色ひまわり

2ndアルバム『Sunny Side Story』の13曲目、最後に収録された曲。

私にとって、真の意味で戸松遥という声優を、アーティストを見つけることが出来たのは、この楽曲でした。

それまでも勿論知っていたし、スフィアライブのソロコーナーでは、いつもとてつもなく盛り上がる、楽しい時間を提供してくれていました。

唐突ですが、私は豊崎愛生さんが大好きです。

当時は学生だったこともあり、そんなにお金に余裕がある訳ではなく、行くライブはスフィアのライブと、豊崎愛生さんのソロコンサートが中心でした。

だけど、この『明日色ひまわり』を聴いた時

戸松遥さんに会いに行かなければいけない」

「今はるちゃんのライブを見逃したら、絶対に後悔することになる」

という衝動を覚えました。

その衝動のまま、翌日が学期末テストにも関わらず、急きょチケットを譲ってもらって、少ないお金を握りしめ、鈍行で宇都宮まで行ったのが、私が戸松遥さんを見つけた日で、私が本当に戸松遥さんのことを大好きになった日なんだと思います。

この曲は、戸松遥さんそのもの以外の何者でもありません。

最近はこの楽曲を歌わなくても、ライブそのもので『明日色ひまわり』で歌われていることがそっくり表現されているのも、たまらなく好きなところです。

エースでしょうね。ただ24勝0敗とか、そういう完全無欠のエースではないと思います。15勝を10年以上続けてくれるような、そんなエースです。

 

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

皆さんの心の中にも「私の好きな戸松遥さんの楽曲打線」あると思います。

 

是非みなさんの「私の好きな戸松遥さんの楽曲打線」も教えてください。