ふかふか団地4冊目の同人誌『火星ソーダ』についてのお知らせ
2017年5月7日(日)に東京流通センター・第二展示場にて開催される第二十四回文学フリマ東京に、サークルふかふか団地で参加します。
サークルとしては4冊目となる、新刊「火星ソーダ」を頒布予定です。
スペースは「B-64 (Eホール 1F)」で確定しました。この辺は近くなってきたら、改めて告知させていただきますが、今回も何卒よろしくお願いします。
さて、今回のブログはアカシアさんに描いて頂いた表紙イラストを自慢する回です。
前回の記事にも書きましたが、これまでの表紙(※過去作はコチラから)とは大胆に構図を変えてもらうイラストになりました。
これまでは、静謐なイメージで表紙を描いて頂いていましたが、このふかふか団地というサークルを発足した内的な理由の一つに「青春の延長戦」というものがあったなと、ふと思い出しました。
私は完成したイラストを見て「ソーダ水、制服、女の子の3点が揃ったら、それはロックンロールなんです」というわけの分からないことをアカシアさんに伝えました。
火星ソーダの表紙は、これまでで一番、直接的に"青春の影"を感じるものに仕上げて頂いたと感じています。構図としては新しくしてもらいながらも、そこに込められた意味は、むしろ一番最初に考えていたことを改めて形にしてもらったようで、イラストとしての完成度はもちろんのこと、意味としてとても気に入っている表紙です。
何よりも、女の子のふとももが、これまでの中でも断トツでふかふかしてそうなのが、私はすごく良いと思いますね!!!!!!!
This is ふかふか団地!!!!!!!
「ふともものふかふか感」というのは、明確な母性の表れだと思うのです。同時に「団地」というのは、父か母かで言ったら、どちらだと思うでしょうか。正確なデータではありませんが、多くの人は「母」と答えるんじゃないかと思います。それは団地が「帰ってくる場所」だからに他なりません。母のどこに帰ってくるのか、という点については諸説ありますが「母の」という言葉を修飾するに相応しい有力な言葉の一つとして「膝の上」があることは疑いようがないでしょう。つまり、ふかふか団地という言葉は、ふかふかした太ももをした女の子のメタファーということになります。そういう意味でも、今回の表紙は素晴らしいと思うのです。ふとももがふかふかしていると、必然的におしりもやわらかそうという話もして、そこに「ふかふか団地」という文字を配置するとセクハラになるのでは……。ということをメンバーに告げたところ、無事お前の頭がおかしいだけだという反応を返されました。
今回、私は編集長に徹しているので、編集に際して、各メンバーの作品もじっくり読むことが出来ました。私という25勝0敗のエースが離脱しても、このサークルはやっていけるのだと強く思わされる力作が揃っています。
特に、我がサークルの文芸同人誌を買って下さっている皆様の中には「尾瀬みさきの小説が好きな人」が多くいると思います。特定の個人を贔屓すると角が立つかもしれませんが、今回の火星ソーダは、尾瀬みさきの小説が好きな人は絶対に読んで欲しい、絶対に買ってほしいと、いちファンとしての目線から強く推奨しておきます。
これは「ジオングだ」と言い張って、まだ完璧には書き終わっていない氏に、勝手にプレッシャーをかける意味も込めていますが、素直に自分が書けなかったことを「悔しい」と思えるくらい、いい小説だったことも間違いありません。
文学フリマ当日まで、また何度か宣伝させて頂きます!
ふかふか団地の新刊・火星ソーダを是非よろしくお願いします!