ふかふか団地ブログ

文芸サークル『ふかふか団地』についてのお知らせや、メンバーの日記を公開していきます。

2018年11月25日(日)第二十七回文学フリマ東京に参加予定。
ふかふか団地の既刊小説誌を売っています

明日は文学フリマ東京の墓場です

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明日、5月7日(日)に東京モノレール流通センター駅徒歩一分の建物で文学フリマがあります。

ふかふか団地(会場1階・B-64ブース)は新刊「火星ソーダ」500円と2016秋既刊「ニュータウン」500円を持っていきます。

 

火星ソーダ」は火星をテーマにした小説誌です。みんな火星にゆかりがある人間なので火星あるある、場合によってはライブ感みたいなものは生っぽくあるかもしれない。火星を軸にゆるやかな青春系・ダウナー系・日常系小説が収録されています。既刊ともどもよろしくお願いします。

 

火星ソーダ - ふかふか団地

 

俺がイベント参加においてもっともチェックする情報なのがアクセスなのでアクセスの話をします。

東京モノレールに浜松町から乗るか、あるいは羽田空港についたらそこから、流通センター駅に行って、降りて、改札出たらいかにも文学ライクな人間がいっぱいいるので後は流れでお願いします。

ふかふか団地があるのは1階です。

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前回開催時の記事をほぼまるごと流用したんですが、わたしの書いた「火星ソーダ」(サークル誌のタイトルが決まってから書き始めました、後だしジャンケンです)も、悪し様に言えば流用であるように思われます。

 

考えてみれば、人の一生とはたったひとつの同じテーマを、少しずつ違うやり方で再現しているだけの、退屈な映画のようなものかもしれない。
そしてそれはあっという間に忘れ去られ、大切だったなにかを、今日もまた、ひとつ、見失っていく。

高橋徹也 -いつも同じところで-

The Endless Summer

The Endless Summer

 

 

焼き直しというのか、作り直しというのか、やり直しというのか、いつもそうなのですが、書いていると、いつもとは違うことをやるのだと強い気持ちを持って打席に入り、結局同じような外のスライダーで空振り三振、といった様式美に回収される感覚があって、打席への入り方ではなく、フォーム、スタンス、ひょっとしたら右打ちから左打ちへのスイッチ、長い時間をかけて別人の打撃にならなければならない、けれど今は試合中であり、前の打席から打者が一巡して、凡退したからと急にフォームを変えることは愚行であり、吉村裕基の2011年ごろは本当にひどかったし、ただアプローチとして、前回(?)が流して打ったとするなら今回は引っ張って右打ちです。左打者なので。後ろにとにかく繋ごうという意識で打ちました。

 

ただいまサナトリウム

 

火星ソーダ」(小説)は、2014年に小説合同誌「ただいまサナトリウム」に寄稿した「真昼の星」の続きというかパラレルというか、やっぱりリメイクというのか、そういった位置づけのお話です。もちろん、読んでいないことを前提に書いた、独立した作品ではあります。ただ、物語として切り取られた時間の前と後ろにも、やはり時間があって、それを意識しているのにいつもいつも短編では、という気持ちもあり、カットとカットを繋げて物語として読み取るということは映画的ではないかと思うし、せっかく同人を続けてやっているのだから、お遊び要素を入れたっていいんじゃないかと思うようになりました。よろしくお願いします。