ふかふか団地ブログ

文芸サークル『ふかふか団地』についてのお知らせや、メンバーの日記を公開していきます。

2018年11月25日(日)第二十七回文学フリマ東京に参加予定。
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にぎわい東北 presents Wake Up, Girls!in レイクタウン ミニライブを観てきた

近所にWUG(声優アイドルユニット:Wake up,girls!のこと)が来て無料観覧のミニライブを行うというので、行った。

わたしが声優のライブに行ったこと自体が面白いらしいので、まったくこの手のレポートは専門外で書き方も分からないけれど、思ったことを備忘録的に書く。

 

朝7時に起きてすぐアイフォーンのツイッターアプリで「WUG」と検索し、げんなりする。イオンレイクタウン側のイベント情報とWUG公式サイトのインフォメーションとで「7時以前の行列は撤去」の文面の有無が分かれており、結局徹夜組(百歩譲ってイベント会場ならまだ周辺から隔離された環境だからともかく、仮にも無休営業の商業施設付近で徹夜をするな)が優先観覧にありついた、という事実に非常に萎えた。(声優ライブ勢)オタクが気持ち悪いという偏見を強める形となり、これは不可抗力に近く、大変に遺憾である。声優ライブガチの人間でも極めて理性的な人物がいるのは当然知っているので、一部の思慮のない人間はなんらかの形で社会的制裁を受けていくべきだと思った。優先列の会場入場時に先頭集団がダッシュして椅子にぶつかって転んでいるの、愚行権の範疇を逸脱しているので、一切許容できなかった。厳しい。

 

声優ライブは何年か前に理性的な声優ユニットファンの友人に誘われていったアニメ紅白以来二度目で、コール?も分からなければ光る棒も持っていない(ファイズエッジなら持ってる)。というかWUGに興味を持ったのが先月のことなのでメンバーの顔と名前が一致していない。

しかもイベントは1Fだがわたしは3Fの吹きぬけから見下ろす形だったので、遠い。球場外野席よりは近いが、冷静に考えるとアリーナなんかで観るライブの二階席はこんなもんじゃないだろうし、チケット番号で一喜一憂するオタクの気持ち、分かるよ。

 

10時半にイベントははじまった。

 

よっぴー(七瀬佳乃役:青山吉能さんのこと。また七瀬佳乃の作中の愛称でもある)、推せる。尊い

3階からで顔は識別できないし、判別の材料になるだろう胸リボンの色も(よっぴーは青)藍色(あいちゃん)紫(ななみん)がいて微妙に分かりづらいのに、喋る前から一目でよっぴーって分かったよ……。もう絶対かわいいよね。脚細いしきれー!

歌も踊りも上手で、すごいプロ意識を感じた。

それに、よっぴーがね、笑顔で三階のわたしに手を振ってくれたんですよ。もう完全に決まった。冗談を抜きにしても、歌いながら、笑顔を、観客に向ける、っていう心構えって徹底するの本当に難しいんですよ。ある種、演奏を自動化させる必要がある。不安があったらそれは困難になる。自信がある、自信の裏打ちとなる努力がある、そういった総合的な部分でよっぴーはいいな、すごいな、って思ったんです。

 

総評として、ライブハウスのバンド演奏ですら誰に注目したらいいのか迷うのに七人がぴょんぴょこぴょんぴょん踊り跳ねるステージ、ADHDには情報処理が追いつかないんですが、来てよかったです。みんなかわいい。「あっこれアニメで観たやつだ!」を身体表現で再現するのは21世紀の芸能だと思うし、Wake up girls!が他アニメの主題歌を歌うなど、作品外にコミットしていくのは強みだと思うので、もっと頑張ってほしい。

 

余談ですが、吉岡茉祐さんが主人公島田真夢の役であることの得心がいって、声のお芝居も歌唱力もメンバー内で抜きん出ているわけではないのになんでだろうなって思っていたんですけど、生歌唱の際の安定感が鍵だったんだなって。他のメンバー(みゅーちゃんとかななみん)が結構歌い出しに声が出ないのが散見されたんですが、まゆしぃは常に一番の声量を確保していて。それと、タチアガレのソロパートで歌いだし一瞬キー外したのに即修正したんですよ。タフだなって思って。音源と遜色ないかむしろ生で聴いたほうがより魅力が伝わる歌い方で、えらいな、ってなんだか頭が下がる思いをした。

 

にぎわい東北って銘打っている割には東北物産のプッシュとか(一応レイクタウン内の食料品売り場でやってることはやってるらしかった)チャリティ募金箱とかそういうのなかったし、全体的にイベント進行の粗は目立った。あまり運営側の手際はいい評判を聞かないので、反省を生かしていただきたい。今度はWUGちゃんのチケットで入るタイプのイベントに行ってみたい。

セットリスト
  1. HIGAWARI PRINCESS
  2. 7 girls war
  3. タチアガレ
  4. 極上スマイル

尾瀬みさき)