ページ設定
A5サイズ、2段組、行あたりの文字数26、段あたりの行数21、フォントサイズ9pt。余白は上22mm、下18mm、左右13mm(綴じ代+5mm)……。
「フランネル」と「パッチワーク」で採用した本文のページ設定です。ふかふか団地の各メンバーにテキスト形式で提出して貰った原稿を、プログラムによって上記設定通りのWord文書へと変換し、更にPDF文書として出力したものを入稿して出来上がったものがこれまでの既刊2誌というわけです。
こういったページ設定をどうするかというのは非常に悩ましい問題で、どのような設定にすれば見栄えがよいか、読みやすいか、調整を重ねて「これだ」と思う状態にしていくわけです。個人的にはA5サイズとしてはかなり良い感じに調整できたのではと思っています。
が、これを今後とも踏襲していくかといえばまた別で、サイズをA6にした方が良いのではないか、などといった話も出てくるわけです。はたしてどうするのが良いか……。
その上ついにAdobe Creative Cloudの契約をしてInDesign先生が使えるようになったので、今後はWordを脱却してそっちで製作するようにもなり、とすれば今度は体系の異なるInDesignでの設定調整をしていかなくてはならないわけで。
人によっては気にしないかもしれない作業ではあるけれど、紙媒体の書籍として作り上げる以上、小説それ自体はもちろんのこと、そういった体裁のクオリティにも力を注いでいきたいところですね。